睡眠検定は、正しい睡眠知識の普及を図るため、自己学習により睡眠知識の習得を行い、その知識レベルを評価するものです。

睡眠検定は、入門編、3級、2級、1級と階層ごとに難易度が高くなります。

入門編は、無料で受検でき、3級からは、有料となります。

1.睡眠検定とは

正しい睡眠知識の啓発活動の一環として実施するもので、日本睡眠機構独自の検定です。この検定の合格レベルは、自分の睡眠を良くしたり、身近な人や会社、医療機関等で働く人たちの健康づくりに役立つレベルの睡眠知識を身につけていることを示す一定の客観的な評価となります。

出題は、「睡眠検定ハンドブック(全日本病院出版会:監修 日本睡眠教育機構)」を基本テキストとしています。

2.睡眠検定の種類

入門:睡眠に関わる一般常識レベル。睡眠検定ハンドブック、睡眠健康大学のコラムのレベルです。

3級:睡眠の科学的基礎レベル。睡眠健康指導士初級の講義レベルです。

2級:睡眠の科学的基礎及び睡眠知識の応用と指導レベル。睡眠健康指導士上級の講義レベルです。

1級:2級に加えて、主な睡眠障害とその予防、睡眠薬の効用と注意点など、医学的知識レベルを含みます。

3.受験資格、試験方法、出題範囲、合格基準、受検料、合格証書

※不合格の方について

入門編は一日、何度でも受験できます。(合格者の方も再受験可能です。)

3級、2級、1級は日付の翌日(夜中0:00)以降に再受験可能です。

私は今年の3月に入門編、今月7月に3級に合格しました。

検定試験受験の動機は、自身の不眠体験から自己観察力を高め、不眠解消を図るためです。

現在はその功もあって不眠解消が実践できたため、将来的には『睡眠健康指導士』の資格も取得し、身近な会社や社会で正しい睡眠知識の啓発や相談等ができる人材になれればと思います。

次回は、具体的な出題傾向や受験テクニックなど、私見を披露したいと思います!?