私は昨年の9月から12月まで、上司や同僚も通っていたGCDF(Global Career Development Facilitator)のキャリアコンサルタント養成講習に通い始めました。

お盆の期間以外は、ほとんど毎週土曜日まる一日の講座でした。コロナ禍であったため、数回はWEB形式の講座となりましたが、毎回ロールプレイやワークショップが盛り込まれたカリキュラムでしたので、とても充実した講座であったと思います。(ちなみに教育訓練給付金支給対象講座です。)

特にクラスメイトとは、お互いのキャリア感を共有・共感し合あう仲になれましたので、今でも同志として情報交換や勉強会を続けています。

これもまた、これからの自分のキャリアにとって、かけがいのない財産となり得ると感じています。

さて、本養成講座の具体的カリキュラムですが、興味のある方はGCDFのURLから検索してみて下さい。

なにはともあれ、キャリアコンサルタントの資格を取得するためには、先ずは厚生労働大臣認定の養成講座を受講し、修了しなければなりませんので、計12回の講座に休むことなく出席し、課題を提出しました。

全講座を通じて、キャリアコンサルタントになるための基礎的な知識や実技が学べたと思います。

それでは、肝心の試験対策についてです。

以下に養成講座の中で対策として特に役立ったこと、自前で準備・独学しなければならなかったことをまとめてみます。

<養成講座で特に役に立ったこと>

・キャリアコンサルタントとしての心構えや基本姿勢を学べたこと。

・ロールプレイングやケーススタディによりカウンセリングの模擬的体験ができたこと。

・労働法規やキャリア開発の最新情報や情勢に触れることができたこと。

・今後の学習の参考となる資料を豊富にもらえたこと。

・同じ志の老若男女に出会えたこと。

<自前で準備・独学しなければならなかったこと>

・キャリアやカウンセリングに関する理論家、学者についての学習と暗記。

・労働法規やキャリア理論の理解と暗記。

・試験問題の特徴と回答テクニックを過去問をこなすことによって体得すること。

・論述試験問題に関する出題傾向の予想と対応策。

・過去問題集等の入手と学習。

次回以降は、上記それぞれについて解説を加えてみたいと思います。